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健康食品と薬のエビデンス

今日は七夕ですが、こちら(横浜)はあいにくの曇り空です。

ところで、コラーゲンも含めて健康食品(サプリメント)は「食品」です。

その効果について販売サイトで表現することは「効果の標ぼう」となり、薬事法違反です。

しかし、健康食品のメーカーや原料メーカーは、その効果についての試験を行っていることが多いのです。

表現できないのになぜ効果についての試験をし、根拠(エビデンス)を得ようとするのでしょうか?

理由は三つあります。

ひとつは、純粋に効果があるのかを検証したい、もしくは責任として検証すべきだと思っている場合です。

もうひとつは、販売にリンクしない場で公表しておけば、口コミや検索などで消費者に伝わる効果を期待している場合です。

最後に、原料メーカーは、効果に関する確かなエビデンスの多い方が製品に採用されやすいことを良く知っているからです。

ただし、どこまで行っても食品ですから、薬のようなエビデンスは必要でもありませんし、そのコストを償却する術もありません。

薬では、数千人の治験を数年から数十年かけて行い、多数の研究者の検証を経て、行政の厳しい審査を通過して初めて市場に出されます。

そのコストは数十億〜数百億にもなるのです。

なぜかというと、効果もですが、薬の場合は「副作用」と表裏一体だからです。

食品の場合は、食経験が長いということが大前提ですから、副作用がほぼ無いというところからスタートします。

そして、コストとなり得る範囲で試験をするのです。

このように、健康食品と薬のエビデンスは全く異質なものだということです。

結果は市場が判断しますしね。

なのに、その根本を知らない方がよく「健康食品は確かなエビデンスが無いので一切効果などない。」と、ともすると感情的に言われることがあります。

健康食品業界の行き過ぎた表現方法や販売方法に日ごろから正義感を持たれているのだと思います。

このような方々にも、まじめに役立とうとしている会社も多いということを理解していただけるよう努力する必要を感じています。

2011/7/7

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