当店はコラーゲンドリンクは販売していません。
今朝起きて、少しボーっとした頭でパソコンを立ち上げて、いつも通り当店ホームページをながめていたところ、
何と、一番上の真ん中にあるサイト名が「コラーゲン ドリンクの通販・・・」となっていました。
そしてよく見るとあっちこっちが「コラーゲン ドリンクの通販」となっているのです。一気に目が覚めました。
当店は「コラーゲンドリンク」は販売していません。
実は、あるSEO会社に「コラーゲン ドリンク」で内部SEO対策を発注していたのですが、まさか突然「コラーゲンドリンクを販売するお店」になるとは、さすがに驚きました。
すぐにメールをチェックするとSEO会社から完了報告のメールが入っており、今見た通りの変更点がまとめてありました。
すぐ、電話しました。
私も少し混乱しながら、「ドリンクを販売していないことは事前に連絡済みである」こと、「変更前のチェック無しで突然勝手に変更した」こと、「他社で外部対策を進行中のキーワードも削除されている」ことを訴え、問いただしました。
担当者は責任者とのことで、ひとつひとつに理由を言うのですが、誰がみてもおかしいことは明白でした。
他で進行中のSEO会社の担当者も当店の同業者も驚きあきれていました。
ただ、この会社は自社のミスと認めることは許されていないようでしたので、「お金を取ってプロとしてする仕事としてどうなんですか?」という視点で詰め寄っていくと、「変更はできますから」というのが結論となってしまいました。最悪です。
詳しく経緯を聞くのもばからしくなっていましたので、推測ですが、偏った顧客設定に基づく非常にレベルの低いマニュアルを基に数をこなすことが目的の単なる作業代行のようでした。
「お客様からお金をいただく」ということは、「お客様の役に立つということが大前提」だと、私は確信しています。
もし、当店がそのまま「コラーゲン ドリンクの通販」をタイトルにしていたらどうなるでしょうか。
当店に来店したお客様は、まず違和感と不信感を持たれるでしょう。役に立つどころか大きなマイナスです。
当店は、「コラーゲンサプリメントやコラーゲンドリンクに使われている原料のコラーゲンペプチドを品揃えして販売しているお店」です。
この責任者とやりとりをしていて、今回の件がこの会社の中で前向きな事例として検討されることはないと思いますし、今後当社へのフォローは無いでしょう。
私は、仕事の考え方とこのシステム自体の改善点を、仕事ではたぶん大先輩の立場で冷静に伝えてみましたが、感じてはいないようでした。
疲れました。
ここで、改めて、「当店(当社)は絶対にこのような姿勢にならないこと」と、「外注をする場合はこちらがよく注意を払うこと」を改めて肝に銘じ、肥やしとしていきます。